・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゐなやんの囁き☆第十二悔 ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*
気がつけば、また人柱になっていた。
モンシ
当て馬担当!
かませ犬要員!
ホラー映画で最初に敵に挑んであっさり殺される役!
……と、ワタクシの位置付けの代名詞が痛くてわかりやすい方向に固まりつつあるような気がして涙目。そんな今日この頃。
まいど、モンシです。
今週も作劇ネトラジに出演してまいりました。
作劇ネトラジ第110回「クリエイターと恋愛について」
http://www.voiceblog.jp/sakugeki/693221.html
今回もより良い盛り上げと振る舞いを模索。
試験的にテンション超加速を意識して突撃!
例によって、滑る。orz
とはいえ、まだそれは想定の範囲内。
中山師匠の前回(スランプとの付合い方の回)へのお言葉もおおよそ覚悟の範囲内。はぁ、俺そもそもスランプとか認めたら負けじゃないスか、と主張してたんだけどなー前回。力不足。
『それはないわ!!!!!!』
再生時間11:03。
まさか、俺が内心でブチキレ絶叫するハメになろうとは。
そこへ至った経緯を解説せねばなるまい。
できれば今回のネトラジを聞きながら検証願いたい。
まず、実はあのネットラジオの台本は存在するが、大筋の流れと具体的な話題しか書いておらず、ほとんどがアドリブ任せであることを知っておいていただきたい。
今回は中山師匠の「スランプ論へのお言葉」を挟んだため、議題本編が始まった時点で既に6:20。
内容の密度がいつも通りなのを思えば、かなり時間が押しているのは明白。そんな状況だった。
8:35付近~
司会の青谷さんが『印象に残った恋愛作品』を訊き始める。
9:45付近~11:00頃まで
先生の話が終わる時点で、俺は司会の青谷さんに向けて「俺まで回さないでくれよ」と口パクをしながら、顔の前で"ノーセンキュー"のジェスチャー。何度となく目で時計を指し、確認を促す。
その一方で俺は、先輩方が例示する作品の流れに内心がっかりしていた。
おかしい。何故名画なのか。
高田さんにしても、クロさんにしても、最初からきっちり構えておいたであろうことはラジオ的にやっておくべきだ。良い。
この場で出すからには、それぞれの印象に残った恋愛作品には違いないだろう。
だが、何故名画を選んだのか?
それぞれ本当の意味で印象に残っている、大好きな作品はそれなのか?
こう思う時点で我がモットーである『仲間を信じる』というところに反しているのが問題なのだが、それでも俺はがっかりした。
本当にそれがそうだというのなら全く問題ない。俺は少しでも疑ったことに対して平謝りするより他ない。
それでも俺には「自分の印象に残っているもの」ではなくて「この場に相応なもの」とかいう作家性を殺したイエスマン的な発言をしたのではないか、という疑わしさが拭えない。半信半疑だ。
場のマジメな空気を大事にしている?
レベルが高い印象を大事にしている?
きっちり勉強していることを主張して、中山師匠に媚びている?
本当に己に正直な回答なのか?
やっぱり、周囲やリスナーからとやかく言われるのを恐れた結果、お高く構えようとしてるんじゃ……
と思いながら青谷さんと眼が合った、
その時が11:03秒。
「モンシくんは?」
この段階での俺への振りは、台本に明記はされていない。
今さっき、あんなにやめてくれと。
今まさに、クロさんが発言している間にも俺は顔の前で手を横にぶんぶん振って見せていただろうに。
時間もないのに、いちいち各進行段階で出演者全員名指しで話を聞きだすはずがないと思うだろ普通。
え?
こんな流れで、俺?
おかしくね?
「印象に残った作品?」 「恋愛もの?」
俺に恋愛モノの作品について具体的な話をせよ、とな?
聞いていない。俺に具体的な恋愛モノの作品を語れと?
待て待て、すぐに出るかいそんなもん。無茶言わはる。
動揺。
回らない頭。
必死に発言して場を繋ぐ俺。
30分の拷問にも思える30秒余り。
11:39秒の「え゛ぇ…」が俺の心情そのもの。
最初からアカンと言うておるところに話を振った挙句、具体例を具体例をと追い討ちまで加えてくるとは。なんというドS。
信じ難し。
この流れ信じ難し。
俺には知識もへったくれも無い。でも、俺は絶対にここで自分に嘘はつかない。しかし『名作シバリ』。発言は選ばねばならない。
この瞬間の俺の絶望は小説家志望の身にしても筆舌に尽くし難い。頭は空白、抗う気迫にまで思考が至らない。最悪だ。理不尽だ。あり得ん。
押すに押せず、引くに引けず、会話の立ち往生。
~12:25付近
ぐっちゃぐちゃに濁してしまい、完全敗北でのスルー。
司会のお姉さん、あなたもですか。
貴方もさも当然の如く映画の話をなさいますか。
心底好きなのはとある名作少女漫画だと伺ったのに。
心境が隠しきれていなかったらしく、表情に突っ込まれる俺。
ネタとしてはおいしい。
おいしいけど痛い。痛すぎる。
何故だ、リスナーの目線を考えるなら俺の立ち位置のはずだ。
リスナーの大勢は名画ではなく俺と似たような意見、ライトノベルやら大衆小説やら流行の作品やらを例に挙げるはずだ。
特に男の子なら、恋愛系全く。っていうのもあるはずだ。
後々の作品を作るに当たっての話題では、高田さんはその立ち位置の人としてここに居るはずではないのか。
俺も作品を語りに来たわけではなく、作品作り・創作活動における『クリエイターと恋愛』を語りに来たはずだ。
塾生の立ち位置って、そんなに完成されたものじゃないはずだ。
こういうシーンで人柱になるのも俺達の役回りじゃないのか。
おかしい。これはおかしい。
「キミのことを怨んではいない、ただ、悲しい」
まさに当時の俺の気持ちそのもの。皮肉すぎだ。
結局、そこから後はいつも通り。当たり障りなく。
後半は当初の予定通り、またもテンションに乗せて滑り気味とはいえガッツリ言いたいことを言いつつ、他の出演者さんの意見を聞いて、師匠のお言葉を賜って、司会が上手いこと結論を引っ張ってきて終了。
はぁ……、違うなぁ。こうじゃないなぁ。
理不尽な予定外の四面楚歌でも、切り替え2秒以内くらいでも、「俺が思うのはこう!君らそれホンマか?」と言い張れるようなトークの瞬発力をつけなくては。
いや、それよりも現況の敷居の高さや、近い目線の人間から見た惹きこみの弱さへの面々の構え方に、 俺 が 一喝を入れてみせねば。
同志達を想えばこそ、俺も立場の弱さや日ごろのヘタレぶりなど棚に上げてでも噛み付いて見せねばなるまい。
打倒弱気、控え目放棄、脱チキン。
まだまだ俺は本物の人柱になれていない。
なれ、本物になるんだ!
身をもって思い知り、思い知らせるんだ!
ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!! これが、逆境だ!!
[ナレーション]
かくして、モンシは本ブログ一本を書くためだけに作劇ネトラジ
第109回・110回を拷問と知りつつも何度となく検証したという。
恥辱に耐え、怒りに耐え、悔しさに耐え、悲しみに耐えた彼だった。
だが、書き出してからブッ通し7時間という莫大な肉体的・精神的・時間的損失に彼が気付いたのは……夜が明けてからだったという。



